既にご案内のとおり、当社は本年6月25日をもちまして、上場廃止となりました。また、当社の親会社である株式会社タカラトミーによる当社株式の公開買付け及びその後の同社株式との交換により、同年7月1日に同社の完全子会社となりました。これまでの皆様のご支援ご鞭撻に深く感謝いたします。
この完全子会社化は、当社グループを取り巻く経営環境の激変に対応し、業績不振を打開すべく、経営・事業両面での抜本的な施策として策定した以下の再建計画をより迅速かつ円滑に進めるとともに、その実現可能性を一層高めることを目的としたものです。
【再建計画の骨子】
(経営のパラダイムチェンジ)
「売り場視点」による営業体制の構築
〜従来のベンディングマシンのオペレーション業者中心の営業から販売店(マシン設置店)中心の営業へシフトする。
- マーケティング主導による商品企画の推進
〜売り場視点の商品提案型の商品企画を推進する。
- 経営改革、意識改革により、全社員一丸となった事業運営を行う。
(当社自主路線からタカラトミーグループとのシナジー路線への方向転換)
- 売り場への総合提案力の強化
〜売り場の変化に対応するために、タカラトミーグループとの協働により総合提案力を強化する。
- 生産体制の見直し・再編
〜中国の生産環境の激変に対応するために、生産統括子会社YUJIN(HONG KONG)LTD.(ユージン香港)を解散し、タカラトミーグループの生産統括子会社TOMY(SHENZHEN)LTD.(トミーシンセン)に業務、機能を移管・統合する。
- タカラトミーグループ内での当社と他の事業子会社との連携強化と当社を中心とした組織・事業再編等の検討・協議
上記再建計画のうち、ユージン香港の解散とトミーシンセンへの業務、機能の移管・統合については、既
にその手続に着手しております。組織・事業の再編についても、その一環として当期に「その他トイ周辺事
業」の見直し、組織対応を行い、運営の効率化を図りました。
また、当社はタカラトミーの完全子会社化の実現を前提として、同社グループの玩具周辺事業の集約化を通じた経営資源の拡充・強化をベースに、競合メーカーとの市場競争において優位に立つために、当社を中心に、同社グループの(株)ユーメイト(小物・水物玩具事業)、(株)ハートランド(ぬいぐるみ事業)、(株)すばる堂(玩菓事業)の計4社による経営統合に向けた検討・協議を開始しております。
当社グループは、再建計画等の実践に課題として取組むとともに、商品を入れるカプセルの縮小化・軽量化、商品構成の適正化、オリジナル商品・グローバル共通商品の増強、原価企画の徹底、中国工場の集約化等、各種の手法による原価の削減と利益構造の再構築、さらには、品質及び納期管理の徹底などを課題としてまいります。そして、完全子会社化を契機に今後は、“玩具周辺事業”を担う中核会社として、業績の回復及び向上に努めるとともに、新たな地平を切り開き、タカラトミーグループの企業価値最大化への貢献を目指してまいります。